2013年1月17日
by 深田勝哉
金沢の町家
しっとりとぬれた金沢の東山に行ってきました。
金沢・東山は、京都同様二階建てに紅殻格子が連なる町並みを残す界隈である。間口は狭いが奥へと延びる、いわゆる町家が立ち並んでいる。その東山には、金沢一番の格式を誇った「ひがし郭」と呼ばれるお茶屋街がある。しっとりとぬれた金沢がとてもきれいで改めて日本の建築を見直す機会になりました。
まずは町並みを見てください、雪が降りとても寒かったのですがきれいな町並みでした。
東茶屋街のメインストリートです、石畳と格子窓がきれいです。
紅柄格子を代表する町家、今は料亭として使われています。
千本格子のアップ、格子の裏側が斜めになり光が多く入ります。
東茶屋街の中でも文化財として保存されている懐華楼の内部です。
朱の漆塗り階段です。二階から入り口玄関をみた風景。
二階お座敷のイラスト風襖絵、朱のジュラク壁、金沢ですね~。
ピンク色をした畳のふち、30センチ角でとても可愛かったです。
なんと言っても金沢は金箔そんないろいろを見てください。
ぬれた中庭の中に金箔貼りの蔵、漆喰の上に貼っています。蔵の内部では掻き落としの壁にも金箔を貼り足元からライトアップしています。幻想的で見とれてしまいました。
金のお茶室です。豊臣秀吉の作った大阪城にある金のお茶室を再現した部屋です。